大阪オートメッセ2023 イベントレポート
2023年2月10日〜12日までインテックス大阪で開催の大阪オートメッセ2023。
昨年は、コロナ感染対策として、人数制限や規模縮小で開催、2021はコロナの影響で中止ため、3年ぶりのフルサイズでの開催となった。当イベントは、SUPER GTやFM802などの特別協力があり、イベントのメインステージであるカスタマイズアリーナでは、SUPER GT参戦ドライバーによるトークショーやギャルオンステージが行われ、会場の各所にSUPER GT参戦車両を展示。また音楽とのコラボレーションとしてFM802の人気DJが日替わりで登場し、ライヴでは、ナオトインティライミ、C&K、nobodyknows+、水曜日のカンパネラなどのメジャーアーティストの面々が会場を盛り上げる!
開催後のイベント事務局からの情報では、3日間の開催で205,462⼈の来場があり、昨年の74,909⼈と比べ約3倍の来場者数となった。以前のような活気がもどってきた結果となり自動車業界にとって喜ばしいことである。次回の開催は2024年2月10日(土)〜12日(月・振休)での開催予定となっており、今年以上の盛り上がりを期待したい。(2月18日記事追加)
SUPER GT車両展示
SUPER GT参戦マシンのNo.90 GR Supra GT500、No.99 NSX-GT(開発車両)、No.23 MOTUL AUTECH GT-R【2019】、No.56 リアライズ日産メカニックチャレンジGT-Rの4台のマシンが展示。
メインステージ(カスタマイズアリーナ)や各ブースでのイベント
(写真左)昨年のSUPER GT 500クラスでシリーズチャンピオンを獲得し、今シーズンもカルソニックチームインパルで参戦する平峰 一貴選手のトークショー。
(写真右)SUPER GT ブースでは開幕戦が開催される岡山国際サーキットのイメージガールズが登場。
(写真左)頭文字Dでおなじみの、じげの秀一氏が原作でTVアニメ化で話題の「MFゴースト」ブースでは、土屋圭市氏によるサイン会が行われ沢山のファンが列をなした。(写真右)会場にはTBS系列「サンデージャポン」の取材が来ており沢山の人だかりができていた。
YOKOHAMAブースでは、東京オートサロンでも注目を集めた、実写版ミニ四駆「タミヤ エアロアバンテ ADVANカラー」の展示と、同モデルのミニ四駆の販売も!
トヨタGAZOO RACING ブース
トヨタブースでは、東京オートサロンで注目を集めた水素自動車と電気自走車のAE86やGRヤリスなどの展示。
写真は、GRヤリス RZ “High-performance・Kalle Rovanperä Edition Concept” 、Toyota Celica ST165、GR Corolla Aero Concept、CROWN OUTDOOR CONCEPT、ROV CONCEPT 2に装着のノーパンクタイヤ。
AE 86 Conceptなどの画像は、東京オートサロンイベントレポートに多数掲載しておりますのでそちらをご参照ください。
東京オートサロンイベントレポートページ
日産自動車ブース
FAIRLADY Z CUSTOMIZED EDITIONや、東京オートサロンでアンベールし、話題の2024年モデルのR35 GT-Rと、GT-R NISMOを展示。ブース内は注目車両を見ようと沢山の人が訪れていた。
HONDA/HONDA ACCESS/無限ブース
SUPER GT 2024シリーズから参戦予定のCIVIC TYPE R-GT CONCEPTが、ブースセンターメインに鎮座。スーパーフォーミュラー参戦のフォーミュラカー「TEAM MUGEN MOTUL SF19」を展示。他は、Honda R&D Challenge FK8(スーパー耐久参戦車両)や、FIT e:HEV(Joy耐参戦車両)などが展示された。なかなか一般の方が、これほど近くでレーシングカーを目にすることがないのでとても貴重な体験となる。
SUBARUブース
スバルブースでは、インプレッサ プロトタイプ、クロストレック STIパフォーマンス、SUBARU BRZ GT300 2022(モノコック)とアクトドアを意識した、クロストレックとREXのコンセプトカーを展示。
三菱自動車ブース
新型軽自動車のデリカミニや、アジアクロスカントリーラリー参戦車「トライトン ラリーカー」(レプリカ)などアウトドア利用やオフロード走行をメインとした車両展示。
スズキブース
ハスラー、ソリオ、スペーシアなどの展示、アウトドアや車中泊など軽自動車を活用して楽しむ提案ブースとして演出されている。
ダイハツブース
ブースセンターは「コペン・クラブスポーツ」と軽自動車サポートトラック「「HIJET TRUCK JUMBO EXTEND」が展示。気軽に軽自動車でスポーツイベントに参加できる組み合わせとなっている。またラリージャパン2022参戦車両「コペン GR SPORT」の展示も。
ブースは立体感のあるマンガタッチで、写真映えするフォトスペースも設けられていた。
BYD Auto Japanブース
中国の大手EV自動車メーカー「BYD」。日本で2023年から本格始動する。ブースやイベントコンパニオンもシルバーヘアーで未来感のある雰囲気に演出。屋外では電気自動車の試乗イベントなども開催された。
日産・自動車大学校(日産京都自動車大学校)ブース
大阪オートメッセで、初お披露目となった日産京都自動車大学高の「I’m March」、CVTのマーチをマニュアル化し、見た目は、ダットサン・フェアレディとして仕上げた。事前にネットニュースでも取り上げられ話題となっていた。リアのインパクトのあるリアウイングは、見た目はよりスポーツカーとして仕上げたいというコンセプトにより取り付けられた。もう一台は、「フェアレディX」、東京オートサロンでも注目を集めた、新型フェアレディのSUV化。車両ベースはムラーノを使用しているため、フェアレディZのロングノーズの調整や車高調整、テールライトからリアフェンダーへの繋がりもうまく処理されている。