第88回ル・マン24時間、6時間を経過し、8号車トヨタがトップに 詳細ページ(17186) - イベント・レースレポート

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第88回ル・マン24時間、6時間を経過し、8号車トヨタがトップに




9月19日、第88回ル・マン24時間耐久レースの決勝がスタート。現地時間午後2時30分(日本時間午後9時30分)と、例年より30分早い幕開けを迎えた。決勝前日まで晴れ模様先行の天候だったが、決勝日には雨になると天気予報が出ていたが、スタート直前まで薄曇りのままレースは進行。スタートから6時間を迎えてなお雨は降っていない。
 

気温22.6度、路面温度30.7度のコンディションの下、スタートが切られた第88回大会。30分もしないうちにLMGTE-Amクラスで自身2度目の参戦を果たしたMRレーシング(CARGUY RACING)70号車フェラーリ488 GTEが緊急ピットイン。ギアがスタックする状況となり、およそ20分ほどでECU交換を済ませてコースに復帰するも、序盤に遅れを取ってしまう。また、LMP1、予選3番手スタートのTOYOTA GAZOO Racing8号車トヨタTS050ハイブリッドも開始50分の時点でイレギュラーピットイン。タイヤトラブルにより左リアタイヤ1本のみを交換してコースへと戻った。そんな中、初のル・マン参戦で前日のハイパーポールでも奮闘したLMP2クラスのハイクラス・レーシング33号車オレカ07をドライブする山下健太はクラス同士のバトルで躍進。自身のスティント中にクラス2位へとポジションアップする走りを披露した。
 

レースは2時間を経過する頃、一旦遅れを取っていた8号車トヨタが7号車のルーティンワークの際に暫定トップへと浮上。その後はピットインで7号車と順位を入れ替えたが、トヨタの2台がトップ2を形成し、周回を重ねている。
 

LMGGT-Proクラスは予選クラストップのポルシェGTチーム91号車ポルシェ911 RSRがスタート直後からポジションダウン。代わってアストンマーティン・レーシングの97号車アストンマーティンとAFコルセの51号車フェラーリ488 GTE Evoが僅差でのポジション争いを繰り広げている。
 

現地は午後7時40分頃から日が暮れ始め、午後7時30分を過ぎて日没を迎え、ナイトセッションへと突入。コロナ禍でゲストハウスや移動遊園地の灯りもなく、いつもより長い時間、漆黒の闇の中での走行が続くことになる。
 

6時間経過後の総合トップ3、および各クラストップは以下のとおり。
 

ル・マン24時間レース途中結果(午後8時30分・6時間経過/総合トップ3および各クラストップ)

 

<LMP1>
1.No.8 トヨタ・ガズー・レーシング(S.ブエミ/中嶋一貴/B.ハートレー組)99周
2.No.7 トヨタ・ガズー・レーシング(マイク・コンウェイ/小林可夢偉/ホセ-マリア・ロペス組)+12.129
3.No.1 レベリオン・レーシング(B.セナ/N.ナト/G.メネゼス組)97周
 

<LMP2>
No.37 ジャッキー・チェンDCレーシング(H-P.タン/G.オーブリ/W.スティーブンス組)94周
 

<LMGTE-Pro>
No.71 AFコルセ(D.リゴン/M.モリーナ/S.バード組)87周
 


No.98 アストンマーティン・レーシング(P.ダラ・ラナ/R.ガン/A.ファーフス組)85周
 

TEXT : Motoko SHIMAMURA
 
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