東京オートサロン2019 in 幕張メッセ Vol.1 詳細ページ(14480) - イベント・レースレポート

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東京オートサロン2019 in 幕張メッセ Vol.1




C-WESTブースレポート

掲載日:2019/1/24 
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2019年1月11日から13日までの3日間、千葉県にある幕張メッセで「東京オートサロン2019」が開催された。37回目の開催となる今回は、世界最大級のカスタムカーイベントに、国内主要自動車メーカーやチューニングパーツメーカーが400社以上、906台に及ぶ新進気鋭のチューニングカーやカスタムカーが集結。期間中、世界中から33万人を超える熱狂的なファンが訪れ、会場内は大盛況だった。
 

スポーツカーのエアロブランドであるC-WESTも、NAPAC合同ブースに独自ブースを出展した。展示車両として、2018 SUPER GT に参戦した「マッハ車検 MC86 Y’s distraction(GT300クラス・TOYOTA MC86)」、C-WEST製エアロパーツを装着したデモカー「C-WEST 86 KOUKI」の他、車両展示エリアに「C-WEST ランエボVIII GT-TYPE」、「C-WEST SILVIA S15 GT-TYPE」の合計4台を展示。また、富士スピードウェイブースには、50年ぶりに同サーキットで開催されたスーパー耐久・富士SUPERTEC24時間レースで初代総合優勝を果たした「Y’s distraction GTNET GT-R(24時間レース仕様)」が凱旋展示され、レース当日の再現に来場者の注目を集めていた。
 

C-WESTブースにおいては、車両展示をはじめ、最新のデジタルメーターやブレーキシステムなどを出品した。その中でも、来場者の関心を集めていたのがAIM製ダッシュメーター「MXS 1.2 Strada」とGPS内蔵式ラップカウンター「SOLO 2」だ。
 
ダッシュメーターは、5インチフルカラー液晶をメインディスプレイに採用し、純正コンピューターの信号を元に速度や回転表示をはじめ、各種データを1つの大型画面に表示できる最新アイテムだ。警告機能やチェックランプも表示でき、専用ソフトウエアを使えばグラフィック表示の項目やデザインを変更できるなど、ストリート用デジタルメーターの大本命として2019年のヒットが予想される。AIM社製品はC-WESTを通じて販売され、全国のGTNET各店舗でセットアップできる体制を構築中だ。また、ラップカウンターの「SOLO 2」は、主要サーキットの位置データをダウンロードすれば即ラップタイムや区間タイムが計測・表示できるアイテム。車体にセンサーを設置する必要がなく、また基本データのないミニサーキットの場合でも、座標位置をマニュアルでセットアップすれば計測できるので汎用性が高い。人気の秘密は、液晶表示が従来のモノクロからフルカラーへ刷新され、進化を遂げた点に尽きるだろう。こちらも、抜群のドレスアップ効果と実用性を兼ね備えた一押しのアイテムだ。
 

ブレーキシステムは、レースにおける装着率が急増中の新進気鋭のブランド「アドヴィックス製キャリパー&ローター」を展示。アドヴィックス製ブレーキシステムは、2018年からSUPER GT「マッハ車検 MC86 Y’s distraction」にも装着され、国内トップカテゴリーで製品テスト&開発業務を敢行。レースの実践で得た技術やノウハウが、市販用ブレーキシステムにも惜しみなく投入されているだけにポテンシャルは期待できる。ストリート用として「C-WEST 86 KOUKI」にも、フロントに6ポッドキャリパーにフローティング式大径ローター、リヤに4ポッドキャリパーと専用ローターが装着済みで、プロレーサーのドライビングにも耐えゆる圧倒的な制動力、限界領域の優れたコントロール性、耐フェード性や変化の少ないブレーキタッチを実現する。今後、アドヴィックス製ブレーキシステムはチューニングユーザーへの知名度が急速に向上するはずだ。GTNET各店で購入及び装着できる。
 

C-WEST 86 KOUKI

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TOYOTA 86 ZN6

 
C-WEST 86 KOUKIは、トヨタ86の後期型をベースに、今が旬のカスタムメイクが施された注目の1台だ。この車両で注目すべきは、フロント、サイド、リヤに装着されたエアロパーツとスポーツホイールの定番・アドバンRG-D2を履き、スポーツカーの王道スタイルに仕上げたところ。全体から漂う本物指向のテイストは、C-WESTによって開発された最新エアロアイテムや、同社によってセレクトされた機能パーツに由来するもの。
 

すぐに目に飛び込んでくるカーボン製リヤウイングは、最新のGTマシンが採用するスワンネックタイプを採用。低ドラック&高ダウンフォースの機能性を損なうことなく、ストリート用に専用設計された自信作だ。新たな試みとしてマスター製造時にCAD・CAMが用いられ、ハンドメイドが主流のエアロパーツとしてはワンランク上の品質を実現した。同時にトランク開閉時にラダーがリヤガラスに干渉しない配慮も抜かりない。レース専用部品をそのまま流用しないのがC-WEST流のこだわりだ。また、カーボン製トランクは、精悍な雰囲気を演出するだけにとどまらず、リヤウイングの装着にともなう重量増加分を相殺し、オーバーハング上の重量増加に伴うハンドリングへの悪影響を最小限に抑える狙いがある。見えない部分にサーキット直系のDNAが宿っているのだ。
 

ふたつ目の注目アイテムは、GTカーのイメージを彷彿とするカーボン製ドアミラー。本体にCFRPを採用することにより重量増加を抑えつつ、電動ミラー用小型ユニットを内蔵した自信作だ。この製品も、レース用部品をそのまま流用するのではなく、純正ドアミラーとの完全互換を考慮して独自設計された逸品。ミラーの角度調整を室内から遠隔制御できる「使い勝手の良さ」を実現する。目利きの厳しいユーザーにこそ選んで欲しい本物指向のアイテムだ。※製品詳細は下記に別項目を設けていますのでそちらをご覧下さい。
 

セレクトされたパーツについては、実用性とファッション性を両立するアイテムとしてレーシングカーが採用するAIM製デジタルメーター「MXS 1.2 Strada」を提案する。本来、AIM製メーターはレース専用部品のため敷居が高く取り扱うショップも限られていたが、全国のGTNET各店舗でカスタマイズを開始する予定だ。また、メーター本体をステアリングコラムに装着するための専用ラダーをC-WESTで開発することにより、視認性が優れるベストポジションへの装着を実現した。フルカラー液晶画面には、スピードや回転数の表示はもちろん、各種警告やワーニング機能が表示できるため、利便性を損なうことなくレーシー且つ精悍なコクピットに仕上げることができる。トヨタ86に今が旬の最新アイテムを取り入れることで、C-WEST流のハイセンスと機能性を備えた最新カスタマイズを提案する。
 

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C-WEST 86 KOUKI

装着パーツリスト

メーカー 品名
C-WEST フロントハーフスポイラー ※ABS製 塗装済
サイドステップ ※ABS製 塗装済
リアハーフスポイラー ※ABS製 塗装済み
フロントフェンダー ※FRP製
フロントフェンダーアクセントカバー ※CFRP
トランクフード ※CFRP
GT-WING SWAN NECK ※CFRP 1420mm
ドアミラー CFRP(NEW)
ADVAN RG-D2 FR:18inch 9.5J +40
NEOVA FR:255/35R18
アドヴィックス F:6POTキャリパー R:4POTキャリパー(NEW)
BRIDE ZETAⅢ PLUS FRP製 ※運転席
STRADIAⅡ SPORT FRP製 ※助手席
AIM MXS 1.2 Strada(NEW)
SOLO 2(NEW)

 
 

新製品 C-WEST製カーボンドアミラー

対応車種:86(ZN6)、BRZ(ZC6)
販売時期:2019年春 発売予定
価格:未定
 
C-WESTが、トヨタ86を精悍に仕立てるアイテム「カーボンドアミラー」を開発し、2019年東京オートサロンで正式発表した。従来まで、ドアミラーのカスタムといえば「競技専用部品の流用」が主流だったが、レーシングカーと同じ部品を流用すれば精悍なルックスに仕上げられる反面、ミラーの角度調整が面倒だったり視野が狭いなど、使い勝手を犠牲にする必要があった。C-WESTでは、市場ニーズが求める「利便性」を考慮し、レーシングタイプとして業界初となる車検対応式電動ドアミラーの開発に着手。第一弾としてトヨタ86用を完成させた。
 

デザインは、最新GT3車両のトレンドを取り入れながらも、大きさの設定には苦労したという。レーシングドライバーに意見を伺うと、小さすぎるドアミラーは後続車との距離感がわかりずらく、嫌われる傾向にあることが判明したからだ。テスト&トライの結果「リヤフェンダーと後方車両が同時に映り込む大きさがベスト」と判断した。
 

モデリングには3DーCADを使い、高精度なマスターを製作。保安基準に対応するため歩行者と接触した場合の保護形状や可倒機構を採用した。また、純正ドアミラーとの互換性を図り、完全ボルトオンによる装着を実現し、カプラーを繋ぐだけで室内からのスイッチ操作でミラーを遠隔操作できるシステムを完成させた。しかし、本体の小型化を優先した結果、内蔵できるモーターユニットが見つからず、試行錯誤の末、専用品を開発することで対応。ミラーについても湾曲タイプを独自製作することで、本体の小型化とワイドな視界を両立させた。
 

材質はカーボン製を採用し、アクセントとしてブルーミラーを採用。素材が持つスパルタンな雰囲気とアクセントの効いたファッション性を両立する。現在は、製品化に向けた最終段階を迎え、2019年春(予定)の発売を目標に急ピッチで作業を進行中だ。対応車種はトヨタ86用およびスバルBRZ用の全モデルに対応する予定。

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※画像はモックアップです。
 

C-WEST ランエボVIII GT-TYPE

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第3世代のランサーエボリューションは、生産終了から10年以上が経過した現在でも、世界中のモータースポーツシーンで未だ活躍する人気マシンだ。そのような状況を考慮して「C-WEST ランエボVIII GT-TYPE」は、熱狂的なファンの期待に応えるべく最新アップデートを加え、更なる進化を遂げた。
 

基本コンセプトは、機能性と精悍なフォルムを高次元で両立すること。サーキットタイムアタックに対応するため装着タイヤを265/35R18に想定し、ローフォルムの状態で10.5Jホイールをホイールアーチに収めるため、前後フェンダーを片側3cmずつワイドに設定する。パーツ構成は、Fバンパー、サイドステップ、Rバンパーの他、前後フェンダーの合計5アイテムが基本になる。前後フェンダーはデザインに大型排気ダクトを取り入れ、ホイールハウス内の空気をスムーズに排出することによりダウンフォースとブレーキ冷却性能を向上させる。
 

今回のオートサロンには、最新アップデートとしてFカナード、Fアンダーパネル、スワンネックタイプのリヤウイングの他、前後にはカーボンボンネット&トランクフードを追加した。最大の特徴は、スワンネックタイプのリヤウイングを採用し、トラクション能力を高める狙いがある。ルーフが高いセダンボディ形状を考慮し、ウイングの高さを厳密かつ適正に設定し、高ダウンフォース&低ドラックを実現した。ラダーやベースフレームは専用設計され、トランク開閉時にラダーがガラスに干渉しない配慮も万全だ。
 

また、リヤウイングの装着により後方に寄ったトラクションバランスを補正するため、Fバンパーにカナードとアンダーパネルを追加装着。今回の最新アップデートを施すことで、ランエボの基本性能をさらに引き上げ、スタイリッシュかつ攻撃的なフォルムを両立することに成功した。
 

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C-WEST ランエボVIII GT-TYPE

装着パーツリスト

メーカー 品名
C-WEST フロントバンパーGT-TYPE
フロントカナードGT-TYPE (NEW)
フロントアンダーパネルGT-TYPE ※CFRP(NEW)
サイドステップGT-TYPE
フロントフェンダーGT-TYPE
リアフェンダーGT-TYPE
トランクフード ※CFRP
エアロボンネット ※CFRP
GT-WING SWAN NECK CFRP ※1700mm(NEW)
ADVAN RG-D2  FR:18-10.5J off+15
NEOVA FR:265/35R18
アドヴィックス F:6POTキャリパー R:4POTキャリパー(NEW)
BRIDE ZETAⅢ PLUS(FRP製) ※運転席・助手席
シートバックプロテクター
AIM MXS 1.2 Strada(NEW)

 

C-WEST SILVIA S15 GT-TYPE

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NISSAN SILVIA S15

 

S15シルビアは、2002年8月の生産終了から今年で17年目を迎えるが、FR駆動+2リットルターボエンジンの優れたパッケージングはチューニング次第でいまだD1GPの第一戦で活躍できるほどのポテンシャルを発揮する。ドリフトユーザーを中心に、その人気は衰える気配をまったく感じさせない。
 

人気車種とあってエアロパーツが数多く存在するが、C-WESTのS15シルビア用GT-TYPEは、ユーザーの間では「憧れのワイドエアロ」として認知される定番モデルだ。人気の秘訣は、ロー&ワイドが引き立つ端正なワイドフォルムに尽きる。前後フェンダーはフロント30mm、リヤ40mmワイド化されているが、現在主流のオーバーフェンダー部を誇張するのではなく、クルマ全体のラインを崩すことなく豊満さをプラスするあたりが、逆に今の時代に新鮮だ。
 

ワイドフェンダーにはこだわりがあり、フロント225/40R18(9.0J)、リヤ255/35R18(10.0J)サイズのタイヤ&ホイールを組み合わすことを想定している。この数値は、タイムアタックやドレスアップに最適な仕様であり、機能的なタイヤサイズを組み合わした状態でベストマッチするように設計されているのだ。
 

フロントバンパーの開口部や左右に配置されたダクトは、前置きインタークーラーやオイルクーラーの増設を想定した設計になっており、コア全面に効率よく走行風を導きそして排出する目的がある。一切の無駄なダクトはなく、すべてを効果的に機能させるあたりがC-WESTらしいこだわりだ。
 

2019年仕様の特徴は、スワンネックタイプのリヤウイングの装着。全幅1,700mmのワイドタイプなので標準ボディには大きすぎるが、ワイドボディとの相性は抜群だ。
 

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C-WEST SILVIA S15 GT-TYPE

装着パーツリスト

メーカー 品名
C-WEST フロントバンパーGT-TYPE
  サイドステップGT-TYPE
  フロントフェンダーGT-TYPE
  リアフェンダーGT-TYPE
  リアバンパー ※PFRP
  トランクフード ※CFRP
  GT-WING SWAN NECK ※CFRP 1700mm
ADVAN TC-4 18inch F:9.0J +25 R:10.0J +25

NEOVA F:225/40R18 R:255/35R18

BRIDE ZETAⅢ(FRP製) ※運転席
EUROSTERⅡ(ブラックBE) ※助手席









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