東京オートサロン2018 in 幕張メッセ Vol,3
Youtube 1100万再生でおなじみのケンブロックの愛車
オートサロンのトーヨータイヤブースでひと際目立っていたのが、1965年(昭和40年)型のフォードマスタング。YouTubeで1100万回再生を誇るドリフト動画に登場するマシンで、ケン・ブロックの愛車(実車)なのだ。
ドリフト用に製作されたこの車両は、排気量6700ccのNASCAR用V型8気筒エンジンをフロントに搭載し、ツインターボを装着。タービンはボンネットを突き抜けファンネルむき出しで配置され、わずか50cm程度の直管チタンパイプで排気を抜くという破天荒な仕様だ。
エンジンは、パイクスピーク用に仕様変更されたバージョン2に進化を遂げ、メタノール燃料を使い最高出力1400psを発生する。ケンブロックといえば「4WDドリフトが真骨頂」だけに、この車両も駆動方式をFRから4WDに変更。エンジンや駆動系のコンポーネントに原型は無く、最新スペックに仕上げられている。タイヤはもちろんケンブロックお墨付きのモータースポーツ用タイヤ「プロクセスR888R」を履く。
■SPEC
車両名 Hoonicorn RTR Version2(フォードMustang)
エンジン V型8気筒 6700ccツインターボ
最高出力 1400ps
チューニング モーテックM150 6速ミッション
サスペンション FR:ASDモータースポーツ
ホイール Fifteen52 Forged 3pc Tarm
タイヤ TOYO TIRES PROXES R888R(FR:295/30ZR18)
(動画リンク)
「チューニングの未来に向けて」をテーマに電気自動車向けカスタマイズを提案!
東京国際カスタムカーコンセプトのドレスアップカー部門において「BLITZ LEAF」が優秀賞を受賞した。電気自動車やハイブリッドカーの普及が予想される昨今、BLITZは自動車業界の変動に柔軟に対応すべく、未来を見据えたカスタマイズを提案。マフラーもエアクリーナーすら装備しない100%電気自動車(新型リーフ)のカスタマイズ仕様として注目を集めた。
カスタマイズはエクステリアとフットワーク系が中心。ローフォルムの要になるサスペンションは、車高調のダンパーZZ-Rに交換。フロント5kg/mm、リヤ4.5kg/mmのスプリングを組み合わせ、軽快なフットワークを実現。フロントブレーキに開発中の4ポッドキャリパーと330mm大径ローターを装着し、フットワークの向上に見合った制動力を得る。タイヤ&ホイールは、エンケイのRS05RRの20インチに235/30R20サイズの偏平タイヤを前後に履く。
エアロパーツは、フロント、サイド、リヤを交換。フロントまわりはリップスポイラーのみの追加装着ではなく、デザイン自由度の高いフルバンパー交換式を採用。エアダクトの両端にライン状のLEDランプを埋め込み、精悍で知的なイメージを醸し出す。また、ノーマルのドアミラーを取払いサイドカメラを装着。センターコンソールに設置したモニターに後方映像を映し出すシステムを開発中だ。
■SPEC
車両名 BLITZ LEAF
サスペンション DAMPER ZZ-R(F:5kg/mm R:4.5kg/mm)
ブレーキ F:オリジナル4ポッドキャリパー
ホイール ENKEI RS05RR(FR:20-8.5J)
タイヤ FALKEN FK510(FR:235/30R20)
エアロ オリジナルフロントバンパースポイラー/サイドスポイラー/リヤディフューザー/サイドカメラ