東京オートサロン2018 in 幕張メッセ Vol,1
世界最大級のカスタムカーの祭典「東京オートサロン2018」が、2018年1月12日から14日の3日間、千葉県にある幕張メッセで開催された。出展者数は442社、出展車両は880台。会場内には、自動車メーカーのコンセプトカーからカーショップのチューナーが手がけた個性的な車両が数多く展示され、32万人近くの来場者が熱狂した。GTNETでは、注目を集めた車や東京国際カスタムカーコンテスト受賞車両を中心にピックアップ。会場に行くことができなかったファンの皆様にカスタムカーの魅惑をお届けする!
本気で市販化を目指す!? レース直系のスーパースポーツカー
トヨタGAZOOレーシングは、東京オートサロンでスーパースポーツカー「GRスーパースポーツコンセプト」と、そのテストカーを世界に向けて初公開した。東京オートサロンカスタムカーコンテスト・コンセプトカー部門において最優秀賞を獲得した注目の1台だ。
エンジン排気量は2400cc、V型6気筒直噴ツインチャージャーにモーター(レース用ハイブリッドシステムTHSーR)を搭載し、システムパワーは1000ps。このパワーユニットは、高効率のEVシステムに希薄燃焼エンジンを組み合わせることにより熱効率50%を実現しており、更なる高効率化を目指して開発を継続。基本コンポーネンツはTS050とほぼ共通であり、乗車定員は2名。タイヤ&ホイールは、330/710R18サイズを装着し、1000psのパワーをトラクションとして路面に伝える。最高速やゼロヨンタイムは開発中のため非公開。
「市販車をベレルアップするのではなく現役のレーシングカーをベースに市販車を作る」という同社にとってまったく新しい試みであり、法的制約の中で、TS050の潜在能力を維持しながら、それでいて扱いやすく異次元のパワーとスタビリティがもたらす未体験の走りが最終目標になる。
クルマが誕生して100年。さらにその次の100年に向けて、クルマを徹底的に面白く安全で環境に優しいスポーツカーを実現するため、最先端のIT技術を積極的に導入する。市販化の是非や時期、価格等は未定だが、前後バンパーにライセンスプレートが装着できるあたりに、トヨタの本気度が伺える。究極のパワーと環境性能を両立した次世代のスーパースポーツカーとして市販化を目指す。
エンジン排気量は2400cc、V型6気筒直噴ツインチャージャーにモーター(レース用ハイブリッドシステムTHSーR)を搭載し、システムパワーは1000ps。このパワーユニットは、高効率のEVシステムに希薄燃焼エンジンを組み合わせることにより熱効率50%を実現しており、更なる高効率化を目指して開発を継続。基本コンポーネンツはTS050とほぼ共通であり、乗車定員は2名。タイヤ&ホイールは、330/710R18サイズを装着し、1000psのパワーをトラクションとして路面に伝える。最高速やゼロヨンタイムは開発中のため非公開。
「市販車をベレルアップするのではなく現役のレーシングカーをベースに市販車を作る」という同社にとってまったく新しい試みであり、法的制約の中で、TS050の潜在能力を維持しながら、それでいて扱いやすく異次元のパワーとスタビリティがもたらす未体験の走りが最終目標になる。
クルマが誕生して100年。さらにその次の100年に向けて、クルマを徹底的に面白く安全で環境に優しいスポーツカーを実現するため、最先端のIT技術を積極的に導入する。市販化の是非や時期、価格等は未定だが、前後バンパーにライセンスプレートが装着できるあたりに、トヨタの本気度が伺える。究極のパワーと環境性能を両立した次世代のスーパースポーツカーとして市販化を目指す。
■SPEC
車両名 GR Supersport Concept
エンジン型式 V型6気筒直噴ツインターボチャージャー
エンジン排気量 2400cc
出力 パワーユニット最高出力:735kW/1000ps(エンジン+ハイブリッドモーター)
ハイブリッドシステム トヨタハイブリッドシステム・レーシング(THS-R)
ホイール FR:18-13J
タイヤ FR:330/710R18
スバルヴィジヴパフォーマンスコンセプトをSTI流にカスタマイズ
スバルブースの目玉車両は、ステージに展示されたコンセプトカー「スバルヴィジヴパフォーマンスSTIコンセプト」だ。
この車は、東京モーターショー2017で披露された「スバルヴィジヴパフォーマンスコンセプト」をベースに、STIが独自のカスタマイズを施したファン待望の1台。同社共通のデザイン哲学である「ダイナミック×ソリッド(躍動的な塊?)」に基づくスポーツセダンフォルムに、STIがモータースポーツ活動で蓄積した技術を融合させたハイパフォーマンスカーの未来型だ。
低重心かつ前傾姿勢、塊感のあるボディをベースに、専用フロントバンパー、サイドシルスポイラー、トランクスポイラーを装着。ブレーキエアダクトを装着したフロントバンパーや3D形状の大型ウイングは、空力特性や冷却性能を重視しながらも、随所にSTIらしいデザイン処理やカラーアクセントが施され、走行安定性の向上とクルマを操る楽しさを提案する。
基本スペックは「AWD、ターボエンジン、アイサイト搭載」などの搭載を前提にしていること以外は未公開。多くのスバリストが「次期WRX STIでは?」と期待させる仕上がりだ。
この車は、東京モーターショー2017で披露された「スバルヴィジヴパフォーマンスコンセプト」をベースに、STIが独自のカスタマイズを施したファン待望の1台。同社共通のデザイン哲学である「ダイナミック×ソリッド(躍動的な塊?)」に基づくスポーツセダンフォルムに、STIがモータースポーツ活動で蓄積した技術を融合させたハイパフォーマンスカーの未来型だ。
低重心かつ前傾姿勢、塊感のあるボディをベースに、専用フロントバンパー、サイドシルスポイラー、トランクスポイラーを装着。ブレーキエアダクトを装着したフロントバンパーや3D形状の大型ウイングは、空力特性や冷却性能を重視しながらも、随所にSTIらしいデザイン処理やカラーアクセントが施され、走行安定性の向上とクルマを操る楽しさを提案する。
基本スペックは「AWD、ターボエンジン、アイサイト搭載」などの搭載を前提にしていること以外は未公開。多くのスバリストが「次期WRX STIでは?」と期待させる仕上がりだ。
■SPEC
車両名 SUBARU VIZIV PERFORMANCE STI CONCEPT
全長 4,650mm
全幅 1,950mm
全高 1,430mm
ホイールベース 2,730mm
タイヤサイズ FR:245/40R20
乗車定員 5名