7秒台のラップタイムを狙う1,000hp GT-R
ストリートチューンGTR で伝説のニュルブルクリンクを7秒台以下で走るにはどうすればいい?
イギリスのチューナーリッチフィールド モーターはこのLM1 RSでチャレンジするつもりだ。
私は普段GTR、特にR35はあまり好きではない。もちろん、日産が作った車の実績は尊敬しているし、世界中のチューナーが引き出したポテンシャルも認めている。しかし全てが簡単すぎてまるでインチキのように感じられる。良すぎる車なのでズルい。
しかしこの車は違う。
かなり違う。
リッチフィールド モーターは有名なGT-R チューナーであり、ここで書ききれないほど実力のあるチューナーだ。彼らの最新のプロジェクトが今年の2017年グッドウィル フェスティバル オブ スピードのアルコン社ブースに展示されていた。一般的なチューニングを超えたモンスターマシンだ。
この車は最近まで800馬力のストリート仕様だった。車が早くなりすぎ、オーナーはリッチフィールドにロールケージの取り付けを依頼した。しかし、そこから全てが急激にエスカレートし始めたのだ。
当時の会話は聞いていないが、単なるロールゲージの取り付けが軽量化の話に発展した。それがなぜか、ボディーのフルカーボン ファイバー化、GT3スペックのフロント周り取り付け、フルフラット フロア化、と空洞でテストされたエアロキットになってしまった。
車はフルブラックに塗られたが角度によって美しいカーボンファイバーが良く見える。
Dymagのプロトタイプのカーボンホイール、すべての外見ボディーパーツ、そしてシートまでがカーボン ファイバー。チューニング カーでこんなにカーボン ファイバーを見たのは初めてかもしれない。
今回はアルコン社のブースに展示されていたのでブレーキはもちろんアルコン製だった。アルコンのカーボン セラミックCCXパッケージが使われている。フロント400mm リヤ350mmのカーボン セラミック ディスクはノーマルのディスクより30%軽く、ブレイキング トルクは10%上昇。
フロントとリアには6ポッド モノブロック ビレット製 キャリパーを使用している。
大胆な軽量化を行い、エアロも付けたにも関わらず、新しい目標はニュルで7分切る事だったのでパワーはさらに出された。
リッチフィールド専用のスポーツ エンジン+1,000馬力対応のツイン ターボキットが使われた。
この車両は今ストリートリーガルたが、ストリートで走ってる時は小さいウィングを使っていると言う。
このレベルの車はここでは語り切れないので、今後の取材に期待してもらいたい。
http://www.speedhunters.com/2017/09/1000hp-gt-r-chasing-a-7-minute-ring-time/