LTMW Nissan GT-R 詳細ページ(11736) - イベント・レースレポート

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LTMW Nissan GT-R




700hp ストリートモンスター 「スラムジラ」

 

昔から日産スカイラインGT-Rは若者からお年寄りまでが憧れる車だった。今でも初期型のハコスカスカイラインはとんでもない価格で売られている。

 

さらに、カリフォルニアのような場所でもスカイラインを乗るのが禁止ということで人気が高まっている。数少ないオーナー達は運良く輸入して登録をして来たが、一般の人たちにはほぼ不可能なプロセスだ。

 

そして2007年に日産はAWD ツイン ターボ6気筒エンジン搭載のGT-Rをアメリカ向けに発売した。スカイラインという名前はなくなってしまったが、500馬力のあるR35 GT-Rは立派なスポーツカーだった。80年にデビューし、アメリカでは「ゴジラ」というあだ名も付けられ、今はその当時の約2倍のパワーを発生している。しかし車好きとしては、この日本のスーパーカーをノーマルのままで乗ることはできない。

 

そこでBernardo Pena の作品、「Slamzilla」 登場。「ゴジラ」の名前と、車高を極限に低くする「slam」の単語を合わせたものだ。

 

南カリフォルニアでデビューさせたBenardo の車は初日から高い注目を浴びていた。Autocon ショーのEditors Choice、Wekfest LAのBest of Show 賞を受賞し、Bensopra エアロGTR 以来の迫力を発揮している。

 

新しいトレンドを生み出すのは難しいが、Liberty Walk の加藤さんは派手なワイドボディを作って話題になっている。

 

実はBernardoのBMW M3も最初のLiberty Walk エアロを付けていた。「みんな車を切るのに抵抗を抱いている。後戻りができないからだ。でも自分は前のE92の経験があったので、今回は迷わずに進めた。ただ、加藤さんの車のコピーを作るより、自分のオリジナリティーも加えた。」とBenardoは言う。

 

大胆な体験はLTmotorwerks が担当。開業してまだ四年だが、かなり有名な店になってきた。Liberty Walkのプロジェクトカーをほとんど担当していると、そうなってももちろんおかしくない。

 

今回のテーマは「ゴジラ」ということで、ちょっとグリーンなScion純正カラーHypnotic Teal を選択。インマニにはエア ブラシされたゴジラの腕と爪がある。外見には迫力のあるLiberty Walkのワイド フェンダー、ワイド マウス フロント バンパーと リヤ ディフューザー。加藤さんが普通使っているSuper GTスタイルウィングより、LTMWはもっとおとなしいVollkommen Design製ダックビルwingを装着した。

 

ホイール選択も大事でありBBSをチョイス。「うちで作った車は全て正しいホイール サイズを使っていて、スペーサーは一切使っていない。」とLTMWのオーナーLong Tran はいう。BBSのLM ホイールはこのサイズでは販売していないので、Floss Design の手によって加工された。完成品はとんでもないフロント11.5インチ、リヤ14.5インチの横幅に変身した。

 

Airex エア サスペンションを使って低いスタンスを取り、Cobb 車のスタビライザー バーでロールを抑えている。「エア サスペンションでパフォーマンスを下げているとよく人に言われるけど、この車は早いと思う。」とBenardo は話す。

 

ノーマルGT-Rでも十分パワーあるはずだが、Benardoはエンジンにも手を加えた。ノーマルのVR 38をバラし、AAM Competitionのステージ2ショート ブロック キットを乗せた。鍛造ピストン、鍛造コンロッド、ヘッドスタンド/ヘッドガスケット交換を行い、強度性の高いエンジンを作り上げた。このパッケージで1,200馬力対応のV6となった。それ以外にもBoost Logic社のフロント マウント インタークーラー、エア インテイク、と カスタム インマニを使っている。排気にはiPE Innotech 触媒無しのフロント パイプとマフラーを付けて良いエキゾースト音を現実させている。

 

エンジンは今約700馬力発生しているが、タービンを大きくすればもっと可能だと言う。「年内には1,000馬力クラブに入りたい。」とBernardoは語る。

 

そしてこのプロジェクトの驚くべきところは作業時間だ。この車はAutocon 前の1週間で完成させた。「毎日20時間作業していた!」とLongは振り返る。

 

我々は走りの事をBernardoに問いかけ、この車は毎日運転している事が分かった。さらにTarget Trophies Euro Versus JDM Festivalにも参戦し、サーキットでも走っている。 「Targaイベントでは問題なく走れた。E85エタノール様のセッティングを入れ、加速は抜群だった。ハードなコーナリングではAirexエアサスが車高を上げてくれたため、タイヤを擦らずに済んだ。Targaのイベントはいつも楽しい。レベルの高いコースで他のスーパーカーと走れるから最高だ。」とBernardoは説明する。

 

最近では誰でも車の車高を下げ、エアロと良いホイールを付けられるが、本当にユニークで機能性のある車を作るのは難しい。LTMWとBernardoは自分のチューニングスタイルを信じて日産の伝説的なスーパーカーを自分のものにした。
 

チューニングメニュー
2009 Nissan GT-R

オーナー Bernardo Pena

出身地 Whittier, CA

職業 レストラン経営、 投資家

パワー 700whp (estimated)

エンジン AAM 社Competition STG II ショート ブロック, 95.5mm 9:5:1 鍛造ピストン、ハイグレード リストピン ,鍛造コンロッド ,ハイグレード ファスナー、ヘッド ガスケット アップグレード、 H11 ヘッド スタッド; AMS社 クーラント タンク; Boost Logic 社Racer インタークーラー, インテーク、カスタム インマニ, 3.5″ インレット; CNC シリンダー ホーニング, エンジン バランス加工; iPE Innotech 社 マフラー, 触媒なしフロント パイプ; 1150cc SiRインジェクター ; TiAL 社 ブローオフ; Visctoni 社Flex Fuel キット

駆動系 ShepTrans 社 ステージ1 リビルト

ECU Ecutek 社RaceRom E85 セッティング

足回り・シャーシー AirREX社 エア サスペンション; Cobb 社 スタビライザー バー; R’s Tuning 社Porsche GT3RS グレー カラー ロールケージ

ブレーキ Brembo社Porsche GT3RSグレー カラー キャリパー

ホイール・タイヤ20×11.5″ フロント 20×14.5″ リヤ BBS社 LM ホイール; 295/35 R20 フロント, 345/30 R20 Michellin 社PS2 タイヤ

外装 Liberty Walk社 ワイド ボディー エアロ ; Hypnotic teal カラー 塗装; Vollkommen Design社カーボン ファイバー ダック リッド トランク

内装 Recaro 社Sportster CS シート; ライム グリーン シート ベルト

Thanks You LTMW; Portsmouth Restaurant; my wife and kids; Innotech; Recaro; Boost Logic; AirREX; Vollkommen Design

 

http://www.superstreetonline.com/cars/japanese-cars/1411-ltmw-2009-nissan-gtr/

 

 

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