1993 Mazda RX-7
車造りに年齢は関係ない
Clay Barnettは若いかもしれないが、とんでもないRX7 を作っていた。初めて買った車は16歳の時。ライト チューンされた RX8だった。RX7 は17歳で購入。その時からロータリーエンジン マニアになっていた。
免許取りたての若者達はシビックかシルビア系の車に乗るケースが多い。しかし22歳の Clayは違った。我々がこの数年見てきた中でも、トップクラスのRX7 を作成している 。このプロジェクトカーは小学校1年生の時から夢見てた企画らしい。
最初の頃はみんなと一緒で、フェラーリやランボルギーニに憧れていた。しかし年齢を重ねる毎に、自分は一生この車を買えないという事に気づいた。
90年代JDM 系 スポーツカーを代表するNSX, Skyline, Supra, FD RX7 を発見した時からRX7が好きだった。ハリウッド映画「ワイルドスピード」の主人公Dominic Toretto がRX7に乗っているのを見て出会ったという。
RX7 が1番安かったのでいつかは手に入れると決めていた。
程度の良い中古RX7 は200万円くらいするので、最初はRX8で妥協した。妥協とは言え、悪い車ではなかったが、購入してからすぐ交通事故に遭い、車は残念ながら廃車になってしまった。幸いな事に自動車保険に入っていたので、そのお金で今回のRX7 を買うことができた。すぐ93年モデルを見つけ、チューニングメニューを作り始めた。
ありがたい事にワイルドスピードの様に、助手席の下に NOSを入れる計画はなかった…
色々と調べ、日本のタイム アタック スタイルをベースにする事にした。高品質なApexi マフラーと車高調、HKS ミッド パイプとブロー オフ バルブ、Volk Racing TE37SL ホイールなどを頼んだ。ノーマルの13BT-REW エンジンはPetit Racing により、サイド ポート加工を行い、パワーを上げた。
外装にはレアなパーツを使っている。
「Leg Sport のサイド ディフレクターは全米で二台しか使っていないし、Ready Go Nextのフロント カラーでは自分だけだと言う。1番気に入っているパーツは本物のRE Amemiya AD9 カーボン製ボンネットだ。」とClay は語る。もちろん、ボンネット 以外にもダック ビル スポイラー、サイド ステップ、リヤ ディフューザー でカーボンを使っている。
「予算の問題で今の車の仕上がりはスタンスとサーキット仕様の中間です。それが車のオリジナリティーでもあるが、今後の方向性を決めていかなければならない。それに向けてお金も貯めています。」とClayは説明した。
最終的にはV-マウント インタークーラー システム、シングル ターボ、 配線の引き直しなど計画している。 RE Amemiya GT2 ワイド ボディー エアロも視野に入ってる。
彼はまだ学生で彼の夢は相当ハードルが高いと感じるかもしれないが、ロータリーエンジン好きな気持ちと努力さえあれば、夢はいつか叶うでしょう。この若者とRX7には期待が高まる。
Tuning Menu
オーナー: Julian Clayton Barnett
出身地: Houston, TX
商業: University of Houston学生; 5 STAR Event Servicesアルバイト
エンジン: Pettit Racing 社サイド ポート加工 13B-REW; A’PEXi 社Power FC コマンダー, N1 Dual マフラー; HKS 社ミッド パイプ, ブロー オフ バルブ; Pettit Racing 社インタークーラー, ハード パイプ; Carbing社 アルミ クーリング プレート; GReddy 社コンプレッション チューブ, AIRINX B Type ツインインテーク
駆動系:ショートシフト
足回り・シャーシー: A’PEXi 社N1 ExV 車高調ダンパー; AutoExe社フロントタワーバー
ホイール: 18×9.5″ +22 フロント, 18×11″ +18mm リヤ Volk Racing TE37SL プレス グラファイト; KICS Racing 社 ラグ ナット
タイヤ: 225/40R18 フロント, 265/35R18 リヤ Falken 社Azenis RT615K+ タイヤ
外装: RE Amemiya 社AD Facer N1 02 フロント バンパー, AD Facer N1 05 カーボンファイバー アンダー スイープ, AD9カーボン ファイバー ボンネット, スリーク ヘッドライト; Car Shop 社GLOW LED ’99-spec コンビネーション ライト, カーボン ファイバー ダックビル リヤ スポイラー, Version 1 社LED テール ライト; Ready Go Next社カーボンファイバー カナード; Craft Square 社カーボン ファイバー サイド ミラー; GReddy 社カーボン ファイバー ボンネット ダンパー; Leg Sport 社 カーボン ファイバー サイド ディフレクター; Fujita Engineering社 スタイル カーボン ファイバー サイド ステップ; RE Amemiya社スタイル カーボン ファイバー PROリヤ ディフューザー,サイド ヴォルテックジェネレーター、センター エア ガイド; Aero Catch社 ボンネット ラッチ; Attain社 カーボン ファイバー マフラー バンパー ガード; Takata 社牽引 ストラップ; カーボン ファイバー フェンダー ダクト ; HID ヘッド ライト
内装: Sparco 社 ステアリング, 3点式 ハーネス; NRG社 ステアリング ボス、クイック リリース ; Bride社スタイル ローマックス シート; RE Amemiya 社ハーネス バー; R Magic 社シフト ノブ; Evo R 社カーボン ファイバー インナー ロック カバー、ドア ガーニッシュ; Alpine社オーディオ、スピーカー
http://www.superstreetonline.com/features/1706-1993-mazda-rx-7-young-blood/