1989 BMW 325is
父と息子が作り上げた理想の BMW E30 プロジェクト
このBMW E30は、パンデム ワイド ボディー エアロ、カスタムBBSホイール、完璧なスタンスと6連スロットル ボディーを装着していて、芸術品に近い。
そしてこの車には奥深いストーリーがある。
父親のMano Aguilian が息子のEmmanuel “Eman” Aguilian のために作った車だ。
もちろん完成した車の鍵をそのまま渡したわけではない。
学校で完璧な成績を取ったら一緒に車を作る約束をしたのだ。Eman はそのチャレンジを真剣に受け、見事に約束を守った。
Emanが約束の条件を果たした事によって父親は動き出した。まず、89年のBMW 325is を購入した。購入時はタイミング ベルトが切れていたが、BMWのエンジンを何機も組み直した Mano はすぐにE30を復活させた。しかし、復活させたものの、エンジンパワーが足りないと2人は感じた。Mano はすぐに 89年BMW535iの事故車を見つけ、エンジン スワップ目的で購入した。
このM30 535iのエンジンは220馬力発生しており、オリジナルM20が発生してた167馬力より大きく上回ってた。エンジンを載せ替え、Manoは自らエキゾースト マニホールド作成し,Borla 2.25インチパイプ、X-パイプ、とAtak製マフラーに繋げた。
Borla の2900 シリーズ50mm DCOE タイプ スロットル ボディー と エア ファンネルを直6エンジンに取り付け、最終パワーは260馬力、トルク300lb-ft まで上がった。
次の課題は外見だった。
板金と塗装作業はEl Monte市にあるLTMW をチョイス。LTMWのLong Tran は運良く、パンデム ワイド ボディー エアロを取り付けるE30 BMWを探していた。そして10点エアロ セットはすぐに取り付けられ、フロント フェンダーは各サイド50ミリ、リヤは70ミリ程ワイド化された。
Emanは最初から低いスタンスの車を想像していたが、実際Airlift エアサスペンションを取り付けたら、クリアランスの問題がいくつか起きた。「タイヤが擦れないようには、フロントアッパー フレーム、フェンダー内、リヤ クォーター パネル内側を全て父が加工しなければならなかった。」とEmanは言う。
これで安全対策も終わり、ManoはインテリアにMomo のSupercup バケット シートと50周年記念ステアリングを取り付けた。
EmanとManoの様な仲の良い親子は珍しいかもしれない。Eman の方が若く、チューニングイメージを作り出し、経験豊富なManoがそれを実現させた。完璧なコンビだった。次はEmanがいずれ大人になり、いつか自分の息子と車を作り上げる事を願うだけだ。
オーナー: Emmanuel “Eman” Agulian
出身地: Pasadena, CA
職業: 学生
パワー: 260 hp; 300 lb-ft of torque
エンジン: 3.5L 直6 M30 スワップ; Borla 社50mm DCOE タイプ スロットル ボディー (2900 シリーズ), CNC-加工 50mm x 75mmエア ホーン (2900 シリーズ), ビレット アルミ製 デリバリー パイプ, インライン 調整式燃圧 レギュレーター, マフラー , 2.25″ デュアル パイピング, X-パイプ, デュアル ATAK マフラー, 80mm x2 ステンレス フィニッシャー; Manofied 社カスタム エキマニ
ECU: Electromotive社 ECU; Ghost 社配線ハーネス
足回り・シャーシー: Air Lift Performance社 3H/3Pエア サスペンション キット
ブレーキ: Wilwood 社6 ポッド フロント、4 ポッド リヤ キャリパー、マスター シリンダー
ホイール・タイヤ: 17×10″ BBS社 RSホイール ; 235/40R17 Toyo社 Proxes R888 タイヤ
外装: Pandem 社フル エアロ; LTMW板金・塗装
内装: MOMO 社50th 周年記念 ステアリング, シフトノブ, Supercup 社バケット シート; カスタム ロールバー
THANKS YOU: Ed, Mick, and Artin; LTMW; Sean at Church Automotive Tuning; MOMO; Borla; Zack at Lake Auto Center
http://www.superstreetonline.com/features/1707-1989-bmw-325is-manofied/