ル・マン24時間、予選1回目トップはトヨタがフロントロー独占
6月14日、第85回ル・マン24時間耐久レースの予選1回目がスタート。小林可夢偉がアタックを担当したNo.7 トヨタTS050ハイブリッドがトップタイムをマークした。
レースウィークに入り、まずひと足先にフリープラクティスが行われた戦いの舞台、ル・マンのサルト・サーキット。2時間のインターバルを挟み、午後10時から予選1回目が2時間にわたって行われた。ヨーロッパの初夏は夜9時を過ぎてもまた日が高く、明るい状態。午後10時を前に周りは夕焼け空が広がり、独特の雰囲気がサーキットを包み込んだ。
その中でまずアタックを行ったのが、No.2 ポルシェ919ハイブリッド。そこに中嶋一貴がドライブするNo.8 トヨタが続いた。最初のアタックチャンスということもあり、トラフィックが次第にひどくなるため、まさにワンラップアタックが成功のカギ。その中でトップタイムを更新したのが、7号車の可夢偉。3分18秒793をマークすると、一貴も3分19秒431へとタイムアップ。結果、トヨタがフロントローを独占してセッションを終えている。
なお、3番手に続いたのは2号車ポルシェ。4番手はトヨタの3台目にあたる9号車という結果に。なお、昨年までアウディをドライブしていたA.ロッテラーが移籍をしたポルシェの1号車は、5番手に留まっている。
PHOTO&TEXT : MOTOKO SHIMAMURA