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雨が降りそうな曇り空の中、GTNETドライビングレッスンの筑波ラウンドが開催された。昨年も9月にコース1000でドライビングレッスンを行ったのだが、その時の参加者が若干名ほど再エントリーしていた。さらに他サーキットのドライビングレッスン経験者を含めると、リピーターが全体の半数近くを占めた。これは主催者側としては、参加者からまた参加してみたいと思うカリキュラムだと意見をいただきうれしい中にも身の引き締まる思いである。リピーターの方には若干の割引特典も用意しているのでぜひ利用してほしい。
筑波のコース1000は大きく分けて3つの複合コーナーになっている。今回の講師である藤井選手は「複合コーナーが重なるコース1000を早く走れるようになれば、どのサーキットを走ってもうまくなるし他の主要サーキットでも十分に役立つ」とドライバーズミーティングでこのコースでのレッスンの利点をコメント。S字の練習走行でも、クリッピングポイントがどこなのか、コースではどのラインを通ればいいかなど、各ポイントにコーンを立てて具体的にライン取りや荷重移動など細かいアドバイスがあった。コーンを置いてのライン説明と練習走行はレッスン後のインタビューでも「今まで何度もコース1000を走ってきたけど、違うラインを走っていた」「レコードラインがよくわかった」など、とても評判がよかった。
今年は12月にもコース1000でドライビングレッスンを予定している。今回参加できなかった方や、参加して課題を克服できなかった方は、ぜひ12月にエントリーしてレベルアップを果たしてほしい。
簡単そうに見えて思った以上に難しいのがパイロンスラローム。ブレーキを使わずアクセルの開閉とステアリング操作だけでパイロンをパスしていく。荷重移動とドライビングのリズム感が重要。藤井選手からは「すべての操作に安定感と滑らかさを」や「早く通過するよりも一定速度でスムーズに」などのアドバイスが出ていた。 |
1速もしくは2速で80km/h以上の速度域からのフルブレーキング。クローズドコースで思いっきりブレーキペダルを踏んで限界の感覚を身につけることは、サーキット走行でタイムアップにつながるだけでなく街中での危険回避にもつながる。回数を走って慣れてくれば制動距離が短くなりレベルアップする参加者がほとんどだった。 |
順位 | 氏名 | ベストラップ | 車輛 | 計測日 |
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1 | 斉藤隆 | 00分44秒568 | ランサーエボリューション | 2009/05/16 |
2 | 鹿 京子 | 00分45秒567 | フェアレディZ | 2009/05/16 |
3 | 高橋美佐夫 | 00分46秒696 | ゴルフ | 2009/05/16 |
4 | 今井 誠 | 00分47秒297 | ランサーエボリューション | 2009/05/16 |
5 | 成田光寿 | 00分47秒778 | シルビア・180SX | 2009/05/16 |
6 | 平安名常人 | 00分48秒124 | ランサーエボリューション | 2009/05/16 |
7 | 迫田智幸 | 00分48秒208 | セリカ | 2009/05/16 |
8 | 配島基之 | 00分49秒272 | S2000 | 2009/05/16 |
9 | 亀田 巧 | 00分49秒337 | アルテッツァ | 2009/05/16 |
10 | 内田昌英 | 00分49秒525 | RX-7 | 2009/05/16 |
11 | 高橋寛之 | 00分51秒525 | アクセラ | 2009/05/16 |
12 | 原山春彦 | 00分51秒909 | フェアレディZ | 2009/05/16 |
13 | 今 惇 | 00分54秒369 | RX-8 | 2009/05/16 |
14 | 丹 洋平 | 00分56秒892 | ポルテ | 2009/05/16 |
15 | 大崎文彦 | 00分57秒528 | セリカ | 2009/05/16 |
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