

スポーツカー専門 GTNET
「日常での運転技術向上、そして走ることの楽しさ認識」をコンセプトに全国各地で開催している、GTNETドライビングレッスン。2008シーズン3回目となる今回は、東北地方で人気を集める仙台ハイランドのテクニカルコースを練習ステージとしてチョイスしてみた。
もちろん、今回もレーシングドライバーによる少人数での集中レッスン体制は健在。東日本では今シーズン初開催だったため、次回筑波でのレッスンを待ちきれずに横浜など首都圏から泊まりがけで駆けつけてくれた参加者もいて、「参加者に満足してもらえるコンテンツを!」と日々奮闘している我々主催者としてはうれしいかぎりだったゾ。
さて、当日はじっとしていても汗ばむほどの真夏日。愛車はもちろん、参加者にもタフネスさが求められる厳しいコンディションだったが、「安全に限界挙動を体験したい」や「サーキットデビューするためにドライビングの基本を学びに来ました」といった参加者たちの熱意と集中力が気温の高さを上回る。
今回のレッスンは、急成長中の実力派ドライバーとして注目される藤井誠暢(とものぶ)選手が担当。自身の経験も交えたトークに、参加者たちは熱心に聞き入っていたのだ。 |
参加者たちの愛車は、今回もワゴンからスポーツカーまで様々。スポーツ走行初体験の参加者が大半なので、車種や運転歴に関係なく楽しく学ぶことができる。 |
レッスン開始前におこなっている慣熟歩行。愛車で走る前に歩いてみることで未経験のコースでも安心感が増し、走行時に学べる要素も増えていくのだ。 |
レッスン開始前には、ドライビングポジションなども一台ずつチェック&アドバイス。正しい姿勢でスムーズに操作すれば、ドラテクの向上幅は倍増する。 |
各カリキュラムごとに、内容説明と目的が参加者たちに伝えられる。どの部分を意識して練習していくのかが明確なので、無理なくレベルアップできるのだ。 |
走行の順番を待つ待機時間も、重要なレッスン時間。講師が参加者たちの走りをチェックして個別にアドバイスするので、課題を持って走り込めるわけだ。 |
GTNETドライビングレッスンではレッスン前後のフリー走行でタイム計測。タイム目的のレッスンではないのだが、基本を学んだことで全員が確実にタイムアップを果たしていく。 |
前回のオートポリスに続き、今回も好評の体験走行を実施。全長4063mのレーシングコースを走行したことで、サーキットデビューの自信がついたという参加者も多かった。 |
その熱心さで手にした成長ぶりは、レッスン中盤にもなると参加者全員が安定した走りを披露していたことからも明らか。ドライバーズミーティング時に「考えて走ることがドラテク向上の秘訣」と語っていた藤井選手の言葉とレッスン中のアドバイスで、それぞれが自分の課題を見つけて走行していた成果だろう。
安全運転を実現するにしろ、サーキットでのタイムアップを狙うにしろ、目標や車種に関係なく重要なのはブレーキやステアリングといった基本操作。スムーズかつ確実なドライビングを身につければ速さも自然と手に入れられるので、愛車の走りを満喫するなら・・・・GTNETドライビングレッスン参加でスキルアップのきっかけをつかんでもらいたい。
順位 | 氏名 | ベストラップ | 車輛 | 計測日 |
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1 | 中島 寛之 | 0'32.040 | S2000 | 2008/07/06 |
2 | 丸山 隆寛 | 0'34.380 | アクセラ | 2008/07/06 |
3 | 谷脇 暁 | 0'34.410 | フェアレディZ | 2008/07/06 |
4 | 伊藤 隆司 | 0'34.590 | シルビア | 2008/07/06 |
5 | 平井 圭助 | 0'35.110 | シビック | 2008/07/06 |
6 | 和泉 達也 | 0'35.490 | シビック | 2008/07/06 |
7 | 沓掛 秀和 | 0'36.080 | スカイライン | 2008/07/06 |
8 | 渡辺 義則 | 0'36.630 | アコード | 2008/07/06 |
9 | 橋本 浩志 | 0'38.370 | トルネオ | 2008/07/06 |
左の表の各参加者名をクリックすると、下の図のような各参加者詳細ページが別ウインドウで開きます。
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