GTNETチャレンジカップ 080531 | 中古車検索・中古車情報はGTNET

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軽量かつハイパワーなランエボ勢が大暴れ!軽量かつハイパワーなランエボ勢が大暴れ!

2008 GTNETチャレンジカップ 
宮城県・仙台ハイランド(レーシングコース)
7月6日 天候:晴れ

最大高低差37mにも達し、パワーはもちろん、ブレーキなどにも高い完成度が要求される仙台ハイランドのレーシングコース。そんな部分もあってか、2008シーズンのチャレンジカップ第3ラウンドのエントリーリストではGT-Rやエボ、シルビアといったターボ勢が目立っていた。


だが・・・・、実際に走行がスタートするとポテンシャル的に有利かと思われたGT-R勢がタイムに伸び悩み精彩を欠く。たしかにターボ勢には気温の高さがネックになっていた部分もあるのだが、車重の重さからタイヤやブレーキへの負担が想像以上に大きく、ハイパワーを活かしきれなかったようだ。 さて、そんな中で上位を独占していたのがランエボ勢。NAのライトウエイトと比較すれば軽いとは決していえないものの、軽量かつハイパワーなパッケージングで他車を大きく引き離すタイムをコンスタントにマークしていく。なかでも、総合優勝を飾った永蔵エボは2位に8秒近くもの差をつける2分6秒108で周囲を驚かせていた。

ハイパワー有利のコースとなる仙台ハイランド
通常コンディションなら高低差が大きく、ハイパワー有利のコースとなる仙台ハイランド。ただ、今回は気温の高さからトータルバランスに優れるエボ、そした軽量なNA勢が有利な結果となった。
クリアラップも取りやすい
真夏でのサーキット走行ということもあり、エントリー台数は総計14台と少なかった仙台ラウンド。ただ、台数が少なかったために、エントラントたちはクリアラップも取りやすかったようだ。

大きなクラッシュもなくラウンド3は無事に終了
フリー走行2回目にはコースアウトによる路面汚れからコース清掃のための赤旗中断シーンもあったが、エントラントに大きなクラッシュもなくラウンド3は無事に終了。

最終的にはクラス1が2分30秒903をマークした後藤GT-R、クラス2が2分6秒108というダントツのトップタイムで総合優勝も飾った永蔵エボ、クラス3に2分38秒055の石川シルビア、そしてクラス4には軽量ボディを武器に2分18秒671で総合でも4番手にくい込んだ大場シビックという結果になった。 東北地方とはいえ、30度を超える気温の中でのサーキット走行。タイヤはもちろん、マシンのタレやブレーキのフィーリング低下といった諸症状が生じるのは仕方のない部分。トータルバランスに優れるマシンを使い、なおかつ少ない周回数で最速タイムをマークしたランエボが上位を独占したのも、当然の結果といえるだろう。

  • クラス1表彰台
    クラス1表彰台
  • クラス2表彰台
    クラス2表彰台
  • クラス4表彰台
    クラス4表彰台

タイムアタック総合

順位 氏名 車輛 type ベストラップ
1 永蔵 誠 ランエボ CT9A 2'06.108
2 小瀧 光宏 ランエボ CT9A 2'14.031
3 鷲尾 千広 ランエボ CT9A 2'15.712
4 大場 直樹 シビック EK9 2'18.671
5 吉田 徳文 インテグラ DC5 2'18.847
6 中島 寛之 S2000 AP1 2'20.944
7 桜井 忍 シビック EK9 2'21.059
8 原田 純哉 カローラレビン AE111 2'23.229
9 斉藤 隆 ランエボ CT9A 2'27.162
10 後藤 道博 スカイライン BCNR33 2'30.903
11 鈴木 謙一郎 スカイライン BCNR33 2'33.651
12 石川 哲也 シルビア S14 2'36.065
13 鈴木 静 シルビア S14 2'37.822
14 安部 寛人 シルビア S14 2'52.862

左の表の各参加者名をクリックすると、下の図のような各参加者詳細ページが別ウインドウで開きます。

参加者詳細ページ

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