アウディは2013年3月7日~17日まで開催される「ジュネーブモーターショー 2013」に先駆けて、昨年4月に開催された「北京モーターショー」でプロトデビューを果たした同社のSUV「Qシリーズ」のエントリーモデルとなる「Q3」の最強モデル「Q3 RS コンセプト」が市販モデルが公開された。プロトタイプから大きな変化はなく、リアマフラーが2本出しが1本に変更されている。「quattro」と刻まれているフロントスポイラーが誇らしい迫力のボディ、20インチのホイールというSUVに似合わつかない、立派なスポーツカーとなっている。その心臓部は「Audi TT RS Plus Coupe」に搭載されている2.5L直列5気筒DOHCインタークーラー付ターボで310馬力を発生し、1730kgというマッシブを0-100km/hを5.5秒、最高速250km/h(リミッター)まで引っ張り上げる。 内装もRSモデルらしくアルカンターラ・スポーツシート、グリップしやすいスポーツステアリングホイール、足からその走りをダイレクトに感じるメタルペダル、センターに搭載されているアウディ独特のエンターテイメントシステム「MMI」もRS用のプログラムが用意され、当然ながらナビゲーションシステムも備わっている。オーナーが希望すれば、BOSE製14スピーカーオーディオシステム、Wi-Fi LANホットスポット機能を追加することが可能である。 発売はドイツで秋を予定しており、価格は5万4600ユーロ(684万円)からとなる。 日本では比較的人気の高いSUV、圧倒的にやんちゃっぷりが激しいであろうRS Q3。オンロードモデルの「RS3」は日本未導入となっているが、このクルマが日本で販売される事を期待しよう。 (栗原 淳)プロトタイプ公開から10ヶ月で市販!TTRSが最大のライバル?
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