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【大阪オートメッセ2013】スバル WRX STI RA Conceptをワールドプレミア

2013年2月10日 更新

カタログモデル版S206か?



S206テイストのWRX STI 最強カタログモデルとなるか?

 現在開催されている「大阪オートメッセ2013」(場所:インテックス大阪国際会議場 期間 2013年2月9日(土)〜11日(月・祝))でスバルのモータースポーツ部門を担うスバル・テクニカ・インターナショナル株式会社(以下、STI)が自動車雑誌のカートップ、ベストカー、XaCAR(ザッカー)の三誌合同ブースで出展したクルマにオレンジのボディと巨大リアウィングがレーシーな雰囲気を醸し出している4ドア WRX STIが展示していた。それがコンセプトカー「WRX STI RA Concept」だ。一見すると隣に展示してあるニュルブルクリンク24時間耐久レース専用車「SUBARU WRX STI NBR CHALLENGE」の昨年優勝を記念した限定車「S206 CHALLENGE PACKAGE」に見える。


装着されているエアロパーツはSTI製でまだ未発売、今回が初お披露目となる。S206のをベースにコストを見なおしたモデルではないかと推測される。
足回りは現在販売されているダンパー・スプリングをベースに専用チューニングを施したものになっている模様でベースのWRX STIよりもハードな味付けになっているのは間違いないだろう。ブレーキもSTIスポーツブレーキローターと同じグルーブド加工(溝加工)されているのでハードなスポーツ走行に耐えられるように放熱性を高めている。動力系に関しては置かれているスペック表からするとベース車両のままとなっているが、トルクがベース車両であれば43.0kg・mだが、このRA Conceptは43.8kg・m。この数字からspec Cのエンジンが搭載されてると見て間違いないだろう。今回はあくまでもコンセプトカー・参考出品車として展示されたが、発売はすでに秒読みに入っているはずだ。欧米ではWRX STIはインプレッサと独立したクルマとして展開されている(日本では正式車名はスバル インプレッサ WRX STI。)現行GP・GJ型インプレッサでもWRXモデルの開発が進行しており、6年目に突入する現行「インプレッサ」WRX STIにとっては最後のモデルになる可能性もある。

(栗原 淳)




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