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11月27日(日)、富士スピードウェイにてトヨタのモータースポーツイベントである、ガズーレーシングフェスティバル2011が開催されました。 当日は晴天に恵まれ、会場には多くのモータースポーツファンが来場しました。 今回のイベントでは、スケジュール上「お披露目」という枠があり、FT-86が発表されるのではないかとファンも期待していたイベントでした。
東京モーターショー前に正式名称「86」としてプロトタイプ(ほぼ市販車ベース)がお披露目され、会場内でも一番の注目車両となり、レーシングバージョンやニュルに参戦した86も展示され、86発表の場として大いに盛り上がりました。ショートコースではプレス向けの86試乗会も開催されており、これから86の試乗インプレッションも数多く掲載されてくるかと思います。
レーシングコース上では、IS-Fを試乗車にサーキットタクシーが開催され、プロドライバーの横でF-1も開催された富士スピードウェイを、レーシングスピードで体感するというファンにとってはたまらないイベントが3回行われました。また、サーキットサファリと題して、観光バスがレーシングコースを走り、その横をスーパーGTやフォーミュラニッポンの車両が駆け抜けるという、レーシングカーのサファリパークというイベントも午前と午後にそれぞれ開催されました。
そして、ヘリテイジ・オブ・トヨタと題して、過去世界で戦ったトヨタのレーシングカーの走行や、ニュル24時間耐久レースを走行したLFAやインプレッサのデモ走行も行われ、世界で戦った車両を間近で見られるのはこのイベントのみということで、カメラを片手に沢山のファンが駆けつけていました。
それ以外にもメインストレートでは、トヨタ車でのドリフトデモランや、スーパーGTの模擬レース、フォーミュラニッポンの模擬レースも開催され、シリーズ戦さながらの接近戦を演じて観客を沸かせてくれました。
ヴィッツワンメイクレースや次世代エコカーの走行なども行われ、モータースポーツファン、トヨタファンにとって最高の一日となりました。




フォーミュラニッポンの模擬レースの為、スターティンググリッドでセッティング中。

トヨタの被災地支援プロジェクト「ココロハコブプロジェクト」では、Vitzに震災復興を願ってご来場の皆さんが応援メーセージを隅々まで書き込んだ。