GTNETドライビングレッスン レポート 2008/3/23 岡山国際サーキット | 中古車検索・中古車情報はGTNET

スポーツカー専門 GTNET

セーフティドライビングを学ぶ中で 愛車を操る楽しさが発見できる!セーフティドライビングを学ぶ中で愛車を操る楽しさが発見できる!

2008 GTNETドライビングレッスン 岡山国際サーキット
3月23日 天候:曇り後雨

日々、高性能化する自動車。もちろん高性能=限界性能の高さとなり、市街地で通常走行している分には安全性の高い乗り物へと進化しているのだが……、事故というものは思いもよらぬ状況からドライバーの予想できない挙動変化につながって発生することが多い。つまり、限界領域の挙動経験がないことで、コントロール不能な状態に陥ってしまうわけだ。

さて、そうした限界挙動を安全に学びながら運転技術を高めていこうという狙いで開催しているのが、GTNETドライビングレッスン。レーシングドライバーによる的確なアドバイス、またスポーツ走行が初めてのビギナーにも馴染みやすいカリキュラムで人気を集めており、ユーザーの熱い要望から今年度は岡山国際サーキットを皮切りに全国5箇所のサーキットで開催することとなった。

というわけで、今回は岡山国際サーキットで開催されたGTNETドライビングレッスンの様子を簡単にレポートしていこう。


まず、練習メニューは「ドライビングレッスン・一日の流れ」でも紹介しているように、フリー走行をレッスン前後に取り入れて、マシンコントロールの基礎となるブレーキング/パイロンスラローム/S字コーナーを学んでいくもの。

今回は岡山国際サーキットのミニコースを使用したが、万が一コースアウトしてもダメージを受けないフラットレイアウトということで、参加者たちの安心感は大きかったに違いない。実際、スポーツ走行経験の少ない参加者が大半だったにも関わらず、全員がミスを恐れず積極的に走りこむ。もちろん、積極的に走りこんでいるからこそ、講師を務めた脇阪薫一選手のアドバイスも効率よく吸収できていたようだ。

なお、当日はレッスン前半がドライ路面、レッスン後半がウエット路面というコンディションだったが、驚くことに大半の参加者が最後のフリー走行でタイムアップ! 限界を探りながら走行していたレッスン前とは違い、愛車と一体になって走る感覚が養えたからこその快挙だといえるだろう。

ミーティング風景
レッスン前には講師によるミーティングがおこなわれ、走行時の注意点や考え方がアドバイスされる。基礎を知って走るとドラテクも向上しやすいのだ。
講師はスーパーGTなどでもおなじみの脇阪薫一選手
講師はスーパーGTなどでもおなじみの脇阪薫一選手。軽快なトーク、ビギナーにもわかりやすいアドバイスでGTNETドライビングレッスンに欠かせない存在。
岡山国際サーキットのミニコースはフルフラットのショートコースで、縁石も低い
岡山国際サーキットのミニコースはフルフラットのショートコースで、縁石も低い。こうした場所だからこそ、安全に限界領域を体験できるのだ。

参加者の大半が苦戦していたブレーキ練習
参加者の大半が苦戦していたブレーキ練習。ABSの効く領域、またブレーキの強弱で制動距離がどのように変化するかを学ぶことができただろう。
各カリキュラムの前にはお手本走行だけでなく、走行時に考えるべきポイントが指南される
各カリキュラムの前にはお手本走行だけでなく、走行時に考えるべきポイントが指南される。目的を持って走ることがドラテク向上の秘訣だからだ。
少人数制だからこその魅力が、レッスン中の個別アドバイス
少人数制だからこその魅力が、レッスン中の個別アドバイス。走りに応じたアドバイスがもらえるので、欠点を的確に修正していける。
スポーツカーだけでなく、ファミリーカーなども数多く参加するGTNETドライビングレッスン
スポーツカーだけでなく、ファミリーカーなども数多く参加するGTNETドライビングレッスン。今回は友達同士や親子といった参加者も多かった。
レッスン時はGTNETのメカニックが常駐しているので安心
スポーツ走行では予想しないトラブルも起こりがちだが、レッスン時はGTNETのメカニックが常駐しているので安心。万全の体制で参加者をサポートしている。

レッスン終了後は、「ようやく愛車とドラテクのバランスが取れてきた気がします」や「的確なアドバイスがもらえたのでダメなところの修正だけに集中できた」というコメントがもらえたので、主催者としてもうれしい限りだった。

ちなみに、今回の参加者から「サーキット走行は不安だけど、ドライビングレッスンならビギナーが多くて大丈夫かなと思い参加しました」という意見があったため、GTNETでは次回のドライビングレッスンからスペシャルプログラムを用意することに決定した。

それは、ドライビングレッスンと同日開催されているGTNETチャレンジカップでおこなわれているアタック前の慣熟走行を参加者に体験してもらおうといったもの。ペースカーが先導するために速度は低いが、レッスン終了直後のサーキット走行なので次なるステップアップに大きな自信となるはずだ。

次回のドライビングレッスンは、5月31日にオートポリス・レイクサイドコースで開催予定。少人数での密着指導型レッスンなので、気になるユーザーは早めに問い合わせてもらいたい。


リザルト

順位 氏名 ベストラップ 車輛 type 駆動 計測日
1 小栗栖 隆 00分20秒774 ランサーエボリューション CT9A 4WD 2008/03/23
2 山中 雄市 00分21秒348 ランサーエボリューション CT9A 4WD 2008/03/23
3 三浦 俊哉 00分21秒427 シビック EG9 FF 2008/03/23
4 福井 佳昭 00分21秒826 RX-8 SE3P FR 2008/03/23
5 近藤 範明 00分22秒001 POLO 9NBJX FF 2008/03/23
6 美田 幸治郎 00分22秒338 スカイラインGTR BCNR33 4WD 2008/03/23
7 奥山 文彦 00分22秒558 インプレッサ GDB 4WD 2008/03/23
8 坂 規彰 00分24秒200 318iツーリング E46 FR 2008/03/23
9 中谷 匡宏 00分24秒387 シルビア・180SX S13 FR 2008/03/23
10 石原 弘和 00分24秒417 ランサーエボリューション CT9A 4WD 2008/03/23
11 山中 喜代 00分24秒450 SLK350 CBA-171456 FR 2008/03/23
12 山本 義朗 00分24秒948 シルビア・180SX S15 FR 2008/03/23
13 石原 明弘 00分26秒045 レガシィ BH5 4WD 2008/03/23

左の表の各参加者名をクリックすると、下の図のような各参加者詳細ページが別ウインドウで開きます。

参加者詳細ページ

※一部ブラウザによっては、初期設定で別ウインドウが開かないことがございます。別ウインドウを開く設定にしてから、ご覧ください。


スポーツカーの中古車情報ならGTNET