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クラス5(S2000 AP1/AP2)
#27
クラス5(S2000 AP1/AP2)
エントリー名:W.S.E@MSW.S2000
車種:S2000[AP1]
ドライバー:しょーくんさん
あえてライトな仕様で徹底的に走り込む
0.1秒単位で自己ベストを狙うときの高揚感や模擬レースの緊張感にすっかりハマり、2ヶ月に1度のペースで岡山国際に通っている"しょーくん"さん。本人曰く「マシンスペックもドライバーのスキルもまだまだ発展途上中です」ということで、パワー系はマフラー交換のみという比較的ライトな仕様でとにかく走り込むことに専念している。とはいえ、S2000のチューニングで大きなウイークポイントとなるデフにはクーラーを搭載するなど、サーキットユースを強く意識したマシンメイクを随所に展開。とくに岡山国際ではファイナル交換のメリットは絶大で、アトウッドの立ち上がりで加速感が増し、インフィールドでのマッチングも申し分なく、ドライビングに集中できるようになった。アンダースポイラーやカナード、ウイングといったエアロパーツの効果も大きく、2コーナーや最終コーナーなどの高速セクションも不安感なく踏み切っていけるようになったそうだ。
当面の目標は岡山国際で1分50秒をマークすること
「いずれはトップ集団についていけるようになりたい」と話す"しょーくん"さんの岡山国際での自己ベストは1分51秒4。当然ながら今回のエントリーの最大の目的は1分50秒フラット台に突入し、自己ベストを更新することだった。ところが当日の午前中はあいにくの雪で、ドライコンディションになってからも路面温度が思ったように上昇せず、残念ながらベストラップ更新はお預けとなった。今後の課題としては、現在は乗り心地も考えたダンパーチョイスを行っているが「サーキットではジオメトリー変化が大きすぎる」と感じているため、もう少しハードな味つけのものに変更したいそうだ。また、タイヤも現状のF=215/45-17、R=245/40-17では「とくにフロントがタレやすく、アンダー傾向が強い」らしく、前後とも255/40-17あたりへのサイズアップを模索している。