
スポーツカー専門 GTNET
#72
車種:RX-7[FD3S/ I 型]
ドライバー:柴本 光夫さん
リビルドエンジンやオールペンで各部をリフレッシュ
派手になりすぎず、街乗りもカバーできる快適走行会仕様を目指している柴本さん。平成5年に走行4000kmで購入したⅠ型のFD3Sは現在12万kmを突破。10万kmを迎えたのを機にエンジンはマツダのリビルドに載せ換え、インタークーラーもナイトスポーツのVマウントで再構築。パワーFC+プロフェックによるブーストコントロールでセットアップを進め、力強い伸びとパンチを手に入れている。ブラックだったボディカラーはブースを使ってDIYでシルバーへとオールペン。さらにまだまだ乗り続けるため、車検や居住性も考え、サイトウロールケージの6点式ロールバー+ウレタン補強でシャシーの程よいリフレッシュも実施する。ただし、車高調だけは10年前に購入したものを使い続けているため、そろそろ最新スペックのものに買い換えたいそうだ。
今回は高速域からのブレーキングをテーマに走り込み
「普段は筑波がメインなので、富士を走るのは久しぶりなんです」という柴本さん。「ここは筑波と違って高速コースなので、5速からのシフトダウンなど、高速域からのブレーキングにターゲットを絞って練習したいですね」と、きちんと目標を設定してのエントリー。また、今回はエンジンのリフレッシュとインタークーラーシステムの再構築を行ってからは初めての富士ということもあり、トップスピードがどこまで伸びるかにも興味津々。ちなみに前回は210km/hがベストだったが、1本目ですでに234km/hに達し、2本目ではその記録をさらに237km/hにまで伸ばしていた。そのいっぽうで「速度域が高いので挙動も大きくなってコントロールが難しい。それに適切なブレーキングポイントと踏み方を見つけ出すのはやっぱり苦労しますね。ブレーキ自体も後半は少しフェード気味になってきたし…」と、つぎに富士を走るときの課題も見つかったようだ。