
スポーツカー専門 GTNET
CLASS2 (2500cc以上3500cc未満)
エントリー名:ノーティスZ
車種:フェアレディZ[Z33]
ドライバー:益井孝文さん
毎日の通勤からサーキット走行まで幅広くカバー
「合法で目立ちすぎず、なおかつサーキットで楽しめるクルマ」として製作され、毎日の通勤でも活躍する益井さんのZ33。パワー系では東名のエキマニ、フジツボのマフラー、ニスモのメタキャタ、ARCのエアクリなどで吸排気を中心にチューニング。スポーツ走行に備えて東名のECUでスピードリミットを解除している。また、タバタの2層ラジエターやニスモのオイルクーラーなどで冷却対策も万全だが、ブレーキはフロント荷重が強すぎ、極端なフェードに苦しんでいるそうだ。そのためにリアの接地感も乏しく、街乗りでは楽しいがレーシングスピードでは落ち着きを失ってしまうので、少しでもアクセルを踏んでいけるように試行錯誤を重ねている。
プロからのアドバイスをどん欲に吸収!
このラストラーダカップには「プロドライバーが助手席に同乗して、あれこれとレクチャーをしてくれるところが気に入っている」と、4年ほど前から定期的にエントリー。毎回テーマを持って参加することでドライバーから積極的に情報を吸収し、ドライビングスタイルやチューニングに反映させるようにしている。朝から雨模様だった今回は、未経験のウェットコンディションということもあり、ウェットでの走り方をマスターすることに専念。「路面からのインフォメーションが少ないので、ブレーキングやアクセルを開けるタイミングなど、すべてが手探りだった」と、スリッピーな路面にかなり悩まされたが、それでも他のエントラントが選ぶラインを参考にしながら少しずつペースを上げていき、雨の岡山国際を満喫していたようだった。